株主の皆様へ To stockholders

 平素は格別のご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。
 当社グループの平成30年3月期 第1四半期(平成29年4月1日から平成29年6月30日まで)における経営の概況をここにご報告申し上げます。

 当第1四半期における当社グループを取り巻く経済環境は、国内では輸出や生産は持ち直し、企業収益も改善しているなど、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方、中国や東南アジアをはじめとする海外経済は、持ち直しの動きが見られるものの、先行き不透明な状態が継続いたしました。

 このような状況のもと、当社グループは、中期経営計画「Vision19」(2016〜2019年度:4ヵ年計画)に基づき、更なる質の追求と社会・市場環境の変化に対応するため、「個人力の向上」と「総合力の発揮」を柱とする重点施策にグループ一体となって取り組んでおります。

この結果、当第1四半期の業績につきましては、以下の通りとなりました。

受注高   338億26百万円(前年同期比  0.7%減)
売上高   336億71百万円(前年同期比 23.7%増)
営業利益    24億85百万円(前年同期比117.6%増)
経常利益    26億46百万円(前年同期比 99.4%増)
親会社株主に帰属する四半期純利益    17億81百万円(前年同期比109.5%増)

 受注高につきましては、ほぼ前年同期並みとなったものの、売上高につきましては、大型手持案件が進捗し、前年同期より増加となりました。利益面では、売上高の増加に加え、工事採算の改善が進み、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益とも前年同期より増加となりました。

 総資産につきましては、主に売上債権の回収が進展したこと等により、前期末より34億33百万円減少し1,104億89百万円となりました。純資産につきましては、利益剰余金が増加したことに加え、株価の上昇によりその他有価証券評価差額金が増加したこと等により、前期末より21億8万円増加の614億26百万円となりました。この結果、自己資本比率は前期末から3.4ポイント改善して53.3%となりました。

 連結業績予想につきましては、当第1四半期における工事採算の改善等により利益の増加が見込まれることから、第2四半期累計期間において、売上高については650億円と平成29年5月10日に公表した予想を据え置くものの、利益面については営業利益43億円、経常利益46億円、親会社株主に帰属する四半期純利益28億円にそれぞれ上方修正いたしました。なお、通期の業績予想につきましては、売上高1,400億円、営業利益83億円、経常利益88億円、親会社株主に帰属する当期純利益56億円と前回公表を据え置いております。

 当社グループを取り巻く事業環境は、東京オリンピック関連事業・首都圏再開発等による建設需要が見込まれる中、労働力不足や労働時間規制への対応が重要な課題となっております。 このような状況のもと、当社グループは「Vision19」達成に向けた重点施策にグループの総力を挙げて取り組み、更なる質の追求と社会・市場環境の変化に柔軟に対応し、更なる飛躍を目指してまいります。

 株主の皆様方におかれましては、今後とも一層のご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

平成29年7月
 取締役社長