ニュースリリース

三井倉庫(株)の全社ネットワークを構築
─ 広域イーサネットで100拠点を接続、
主要拠点においてVoIPによる内線電話を統合 ─

  当社および(株)電通国際情報サービス、(株)パワードコムは、三井倉庫(株)の新ネットワークを構築し、2003年3月15日より稼動開始いたしました。
  本件ではISIDがネットワーク設計を行い、当社が通信機器の設置を担当し、三井倉庫の約100におよぶ全拠点をパワードコムが提供する広域イーサネットサービス「Powered Ethernet」で接続しました。また、主要13拠点にはVoIP(Voice Over Internet Protocol)による内線電話の統合を行いました。

  新ネットワークの完成により、三井倉庫では月次通信費用の15%程度のコストダウンを実現し、また、Kbps(1000 bit per second)でのデータ量による比較を実施したところ、65%程度のコストダウンが確認され、ユーザへのレスポンス向上を図ることで、顧客満足の向上を目指す意向です。

三井倉庫における新ネットワークを構築するにあたっての課題は以下のとおりです。
  • 信頼性の高いネットワークの構築
  • ネットワークランニングコストの低減
  • Webベースのアプリケーションを稼動するに当り、ストレスの無いレスポンスの実現
  • 運用管理工数の削減、拡張時の費用抑制、そのためのシンプルな構成
  • 現行ネットワーク機器のできる限りの流用
  • 新技術であるVoIPによる内線電話の導入

【ネットワーク構成図(広域Ethernet)】
ネットワーク構成図

  これらの課題を解決するにあたり、ISIDは得意とするインターネットテクノロジーを駆使したVPN(Virtual Private Network)を設計し、データ転送だけではなく、普及が始まったVoIPによる音声データも内線電話方式で利用できるように致しました。
  また、三井倉庫では基幹システムをWebテクノロジーを用いて再構築したため、本社ネットワークへのアクセスが必須であることから、ISIDは本社の広域イーサネット回線およびネットワーク機器を冗長に設計(※1)し、万が一の障害に備えた信頼性の高いネットワークを構築しました。
  さらに、今後のネットワークの追加・変更・撤去が容易に行えるよう、ISIDではIPルーティングにダイナミックルーティングプロトコル(※2)を採用しました。
  実際のネットワーク機器は住友電設が設置・立ち上げを実施し、パワードコムはブロードバンド化とコストダウンというお客さまのニーズにお応えする広域イーサネットサービス「Powered Ethernet」で、全国に点在する約100拠点を接続し、各社協力のもと、短期間でスムーズなネットワーク構築の完了を迎えることが出来ました。


  ※1:本社へのアクセス回線及びネットワーク機器を二重(冗長)化することで障害が発生しても、迂回して通信を確立できるよう設計しました。
  ※2:ルーター間で、ルーティング情報を自動交換するプロトコルで、RIP、OSPFなどの方式があります。



【構築した3社の役割】
住友電設 通信機器の設置、据付調整
ISID ネットワークコンサルティング、設計、セキュリティポリシーの策定
パワードコム 広域イーサネットサービス「Powered Ethernet」の提供

【タイムスケジュール】
2002年10月中旬から年内 コンサルテーション・設計
2003年1月中旬から3月中旬 導入・立ち上げ
2003年3月15日 ネットワーク構築の完了


  ※本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。


<本件に関する問い合わせ先>
情報通信営業技術部
TEL:03-3454-7496