ニュースリリース

社長年頭挨拶(社員向け挨拶要旨)

社長 磯部 正人

  国内の経済環境は、長期化している円高は是正されつつあるものの、世界経済の停滞、日中関係の悪化も影響し、先行き不透明な状況が継続するものと考えられます。建設業界においても、民間投資の大幅な増加は期待できず、同業各社との競争はますます激化すると考えております。
  一方、インドネシア、タイなど、ASEAN諸国の経済は堅調に推移するものと考えており、東南アジアでの建設需要も堅調であると予想されます。

  このような市場環境の変化に迅速に対応し、生き抜いていくための「進化」を遂げ、Vision15を達成するには、重点施策であります「経営基盤の強化」、「市場変化への対応」における課題を着実に進めることが重要と考えています。

  そこで、次に挙げる3つの課題に真摯に取り組むことを皆さんに要望いたします。

(1)安全・品質、コンプライアンスの再徹底
  気の緩みからくる単純なミスや、ルールを無視した事故、クレームは絶対に撲滅しなければなりません。交通事故においても同様です。今年こそ「無事故・無災害・クレームゼロ」の達成に向けて、今一度、基本に戻りルール遵守をお願いします。
  またコンプライアンスの再徹底に関しては、当社グループを挙げ原点に立ち返って、法遵守・コンプライアンスの取り組みを強化してまいります。各職場においても、改めてその徹底・強化に取り組んでいただきたいと思います。

(2)グローバル化の推進
  当社グループは総合設備業として、電気設備だけではなく、機械・プラント事業の強化に加え、情報通信分野、環境分野においても、市場動向を注視しながら、最適な組合せ提案による差別化等で事業領域を拡大していくとともに、周辺諸国への拠点拡大も慎重かつ積極的に進めていく必要があります。
  また海外事業の急速な拡大に対応するため、従来の取り組みを更に「進化」させた、計画的、戦略的な海外派遣制度を開始します。現在の海外市場を確実に捕捉し、かつ中長期に亘る成長・発展を実現させるためにも積極的に挑戦していただきたいと思います。

(3)Vision15達成に向けた各課題の確実な進捗
  重点施策であります「経営基盤の強化」に掲げている課題の1点目は「グループ総合力の強化」であり、当社グループが保有する技術力を改めて結集し、市場の要求に柔軟に対応する必要があります。2点目は「現場力の強化」であり、各部門において、「儲ける代人」育成に向けた教育プログラムに取り組んでいただき、工事採算の改善を目指し、確実に成果が上がるようお願いします。3点目は「資材コスト低減」であり、部門の垣根を越えた情報交換や集中購買を推進し、更なる原価低減を追求し続けなければなりません。
  また、これまで取り組んできました経費削減や財務改革についても、決して手綱を緩めることなく、着実に進めていただきたいと思います。

  次に「市場変化への対応」として挙げられる「営業力の強化」です。良質受注を確保するため、各部門営業並びに新営業本部の戦略的営業活動の強化に加え、これまで培ってきた施工実績をベースとした顧客との信頼関係をより強固にしなければなりません。
  更に「新技術、新市場への展開」として、メガソーラーや省エネ対応等、環境分野への取り組み強化が重要です。リスク管理を徹底した上で、当社グループ一体となった技術力、エンジニアリングサービスを提供していきたいと考えています。


これまで我々が着実に取り組んできた改革、真摯な努力による成果に自信を持った上で、社員全員が持ち場持ち場での職責を果たし、慢心することなく、ぶれることなく、更なる「質」の向上へのこだわりを継続し、当社グループが「進化」し発展するよう、皆さんとともに努力してまいりたいと思います。