ニュースリリース

マルチホップ型無線LAN基地局(トロポス)を納入、実証実験を実施(メッシュ・ネットワーキング)
− 米国TROPOS社と代理店契約を締結、本格販売へ −

  当社は、米国のベンチャー企業であるTROPOSNETWORKS(本社:米国カリフォルニア州サニーベール)と同社の製造するマルチホップ型無線LAN基地局の国内販売代理店契約を締結し、本格販売を開始しました。同製品は岐阜県が実施した国内初の実証実験に活用されました。

  当社は、昨年末に岐阜県が世界遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」の白川村で実施した実証実験において、県第3セクターの株式会社ブイ・アール・テクノセンターに機材を納入し、マルチホップの有効性を検証しました。この試みは、地方自治体の実証実験としては国内初のものです。
  通常の無線LAN基地局(アクセスポイント)は、有線ケーブルを接続し、アクセスポイントとして動作させるのに対して、同社のマルチホップ型無線局は有線ケーブルが接続されていなくても、付近の最適なアクセスポイントを自動検索し、ネットワークに接続できる機能を持っています。(下図参照)

  この機能により、光ケーブル等の通信設備のない大規模工場や地下鉄構内など、通信インフラ整備に費用の掛かる場所でのネットワーク構築が容易にできるようになります。

  また、光ケーブル等の通信インフラ整備に莫大な費用が必要であった山間地域においても、同社の基地局は少ない投資で簡易に高速ブロードバンドサービスが可能なことから、これまでブロードバンドサービスが実施されていない地域の自治体や通信事業者向けに販売を開始し、年間3億円の機器販売を見込んでいます。

  マルチホップの機能は、有線の通信回線を必要としないことから、災害等で光ケーブル等が断絶された場合でも、自動的に付近の最適な基地局を検出して、ネットワークを再構成できるために、防災ネットワークとしての活用も期待されています。


※弊社では、TOROPOS製品の取扱を2012年で終了しております。