ニュースリリース

デジタル放送用送信アンテナ設置工法の開発

施工前
施工前
鉄塔解体作業
鉄塔解体作業
施工後
施工後
 住友電設(株)は地上デジタル放送用送信アンテナ工事において、元請会社のブロ−ドワイヤレス(株)と協同で開発した、無停波「スリ−ブアップ工法」の実用化に成功しました。

 従来は、夜間放送休止中に既設のアナログ放送アンテナを大型クレ−ンを使用して、一時的に地上に取り降ろし、新たなデジタル放送用アンテナを設置後、アナログ放送用アンテナを元に戻す工法でした。この工法では、放送の休止が不可避で、また放送休止時間を利用するために短時間で作業しなければなりませんでした。また、既設のアンテナを再度設置する際に、工事前と同様の電波状態に戻さなければならないというリスクもありました。

 今回の開発は、これらのデメリットおよびリスクを回避する工法です。まず既設のアンテナ取り付け柱に、下からスリ−ブ柱を継ぎ足し延伸します。次にその廻りの鉄塔部材を取り外し、デジタル放送用アンテナのスペ−スを確保し、取り付けるので、放送休止も大型クレ−ンの使用も不要となります。

 このたび、関西民放局の海南テレビ中継局で採用され、リスクの大幅な軽減と、安全な工事の遂行ができることが確認されました。

 今後、デジタル化を行う、中小規模のテレビ中継局のアンテナ工事が数多く計画されており、本工法へのニ−ズが期待されます。

 本工法は現在、ブロ−ドワイヤレス(株)と共同で、特許出願中です。

【現場名】 関西民放海南テレビ中継局
【工事場所】 和歌山県海南市
【工期】 2006年9月4日〜2006年10月24日
【開発部門】 通信システム事業部
地上デジタル放送部送信チーム


技術紹介の通信
中小規模中継局向け地上デジタル放送用送信アンテナ設置工法(スリーブアップ工法)


<本件に関する問い合わせ先>
通信システム事業部 地上デジタル放送部
TEL:06-6537-3620