ニュースリリース

全国初のIT政策 新見市のラストワンマイル事業の施工

 当社は、このたび岡山県新見市が実施したラストワンマイル計画において、全5工区のうち第4工区を株式会社佐々木組とのJVで受注し、工区内の光ファイバー幹線ケーブルの敷設から1次側のドロップケーブルの配線、一般世帯の家屋外壁への光成端箱の取り付けまでを施工し、2007年3月完了いたしました。

宅内のイメージ図

 新見市が実施したラストワンマイル計画は、過疎地域の多くで行なわれている市役所、関係支所、公共施設、学校等を結ぶ公共ネットワーク整備でなく、一般家庭全世帯への光ファイバーの引き込み工事までを自治体が事業として行うもので、全国でも初のケースです。
 そのため、事業費規模も大きく、電柱を利用し全戸を光ケーブル(2,300km)で結ぶラストワンマイル事業費が61億円、下水道への光ファイバー敷設事業が28億円と総事業費は89億円規模になっています。

 新見市は岡山県の西北端に位置し、面積(793.27ku)は県全体の11.2%を占めており、人口約37,000人(12,500世帯)、人口密度は1kuあたり48人で、いわゆる過疎地域であり、そのため民間によるブロードバンドサービスは期待できない状況にありました。
 本事業の、各家庭へのサービス開始は2008年からとなっており、今回敷設された光ケーブルを利用し、新見市の告知放送サービス(防災無線に代わるもの)を行うほか、民間企業によるケーブルテレビサービス、インターネットサービス、IP電話サービスなどが行われます。さらに整備後のソフト事業で登下校中の児童にICタグを持たせ、安全確保に努める見守りシステムのモデル事業等も検討されています。

新見市ラストワンマイルイメージ図

 情報の格差是正の施策として実施された大規模な情報基盤整備が過疎・高齢化の進む地域にどのような進展をもたらすのか大いに注目されており、成功すれば今後同様の事業を行なう自治体が増えることも予想されるため、当社では今回の実績を活かし受注拡大を目指しています。


<第4工区 受注概要>
【工  期】 2006年6月〜2007年3月
【施工規模】 光ケーブル敷設      約130km
ドロップケーブル敷設  約270km
クロージャ(接続)      127台
ドロップクロージャ      228台
引込世帯数          1,585件



<本件に関する問い合わせ先>
通信システム事業部 ケーブルテレビ部
TEL:03-3454-7464