ニュースリリース

宮崎・鹿児島地域アナログ周波数変更対策工事を施工

 当社は、このたび総務省から発注された「地上波テレビ放送のデジタル化に伴う宮崎・鹿児島地域アナログテレビチャンネルの周波数変更対策工事」を、九電工・NTT西日本−南九州とのJVで2004年4月に受注し、2007年6月に完了いたしました。

 アナログ周波数変更対策工事とは「デジタル放送用の新チャンネルがアナログ放送用のチャンネルと同一になり障害が発生する地域に対して、アナログ放送用のチャンネルを引越しすることにより対策をする」工事です。
アナログ周波数変更のイメージ
鹿児島基幹局(デジタル送信局)
鹿児島基幹局(デジタル送信局)
チャンネルプリセット
チャンネルプリセット
チャンネルプリセット
チャンネルプリセット

 工事内容は、宮崎・鹿児島地域の一部離島を含め15万7千世帯を対象に受信アンテナの方向変更や取替え、テレビやビデオデッキのチャンネルの再設定等を行うもので、一部の受信者においては特殊工法を採用し対策しました。

 (1)テレビ共同受信施設の設置により解決
チャンネル変更後の新チャンネルにおいて受信レベルの低下や、同一混信障害などにより視聴できなくなったケースでは、良好な受信画像が確保できる地点に親アンテナを設置した共同受信施設により対策を行いました。

 (2)特殊フィルター挿入により解決
稀にチャンネル引越しの対象となっていない地域で、地上デジタル放送の電波が計画より飛び過ぎたため、既存のアナログ放送に影響を与え障害が発生することがあります。この対策として、メーカーの協力により特殊フィルターを開発し、地上デジタル放送波を減衰させ画質の劣化を解消しました。

 作業範囲が宮崎、鹿児島の両県にまたがるため、作業員の確保には大変苦労し、最終的には延べ1,500名の現地作業員が限られた工期で施工しました。
 また、公共工事で作業場所が一般家庭であるため、事故・クレームには細心の注意を払いました。結果、無事故・無災害・クレームゼロで完成させることができ、総務大臣指定の周波数変更対策機関である社団法人電波産業会様より感謝状をいただいております。
 現在、アナログ周波数変更対策工事は全国的にほぼ終了しており、今後はデジタル放送の送信所建設が飛躍的に拡大しますので、当社では送信系の工事の受注にも積極的に取組んでいきたいと考えております。

<本件に関する問い合わせ先>
通信システム事業部 地上デジタル放送部
TEL:06-6537-3622