ニュースリリース

ハイブリッドマグネット運転における各設備監視機能を集約した上位監視システムの構築

nbsp; 当社は、世界有数の強磁場発生装置(ハイブリッドマグネット)を保有する物質・材料研究機構(以下NIMS)強磁場ステーション(つくば市)における監視システムの更新において、各設備の監視機能を集約した上位監視システムの構築により、大幅な省力化、省コスト化に成功しました。
  なお、このシステム更新は、NIMSとの共同開発によるものです。
  強磁場ステーションでは、強力な定磁場を用いた核磁気共鳴(NMR)などを利用した物質の分析や開発・研究が、日々進められています。しかし、本設備は建設から18年経過していることから、老朽化により制御機器の精度にも限界がきており、また独立行政法人化による予算の削減により維持管理費を大幅に見直す必要もあったため、全般的な運転監視制御システムの更新が計画されました。
  更新前の既設設備のシステムは、老朽化等による不具合に加え、また運転監視に多人数が必要でした。さらにメーカー独自の規格が導入されていたため、故障復旧時にはその度にメーカーに依頼しなければならず、大きなコストがかかっていました。

  そこで当社が新たなシステムを開発することとし、既設システムを把握するため、動作の解析から取り組みました。その結果を踏まえ、最新の汎用性の高い監視システムを作成、導入し、各部の合理化、自動化を進めるとともに、装置の運転に必要な関連設備を集約して監視できる上位監視システムの構築を行い、大幅な省力化に成功しました。

  さらに、インターネットを利用した外部アクセスの機能を有することにより、当社の事務所内(大阪)からも現場の監視、操作が可能となり、従来常駐していた運転員を減員することができ、コスト削減を可能にしました。

  今後は、回線接続による海外の研究所との共同運転等も視野に入れ、更なるシステム向上に努めてまいります。

構築した上位監視システム