Interview 02

工場の変電設備を設計。 いずれは世界各国で施工管理を。

張 帆CHOU HAN
入社年度
2020年度
部門
産業システム事業部
変電システム部
技術開発課
勤務地
大阪

01question

現在のお仕事内容を教えてください。

主に工場などで、電気の輸送に必要となる変電設備工事を中心に、工場操業のシステム制御、大電流母線計画、設計製作、施工、保守・メンテナンスを担当しています。これらの業務内容は大きく設計業務と管理業務に分けられます。設計業務では、お客様のニーズ理解、見積資料の作成、図面設計、お客様との打ち合わせを行います。管理業務では、安全品質確保、工程進捗確認、作業員の方々との打ち合わせ、お客様への報告書等の資料作成を行っています。

02question

職場の雰囲気はいかがですか?

私は2013年に留学で来日しました。学生時代のアルバイトでは厳しく指導されたので、日本企業にはそういう文化があるものと思っていたのですが、住友電設は全く違いました。入社当初、変電システム部の社員に外国籍の先輩がいないので不安でしたが、上司や先輩がやさしく、お互いに尊重し合う雰囲気だからこそ成長できたと感じています。

03question

最もやりがいを感じるのは、
どういったときですか?

現在は、日本、アメリカ、アブダビ、中国など、世界各国工場の大電流母線設計業務に取り組んでいます。大電流母線の設計では、CADを用いて大電流母線の電線のルートを設計した後、施工管理で現地に行くことになります。まだまだ私が携われる部分は少ないですが、日本国内の工場であれば施工管理まで担当しています。たとえば、世界最大級の水素製造装置の母線のメンテナンスでは、前期は先輩とともに、後期は自分ひとりで施工管理を担当しました。新築より難易度が低いとはいえ、初めてひとりで担当した現場でしたので、プレッシャーを感じながら電圧が基準値に収まるよう調整を行っていきました。さまざまな苦労を乗り越えて、最後の通電立ち会い試験で無事に電気が通ったときは、本当にうれしかったです。また、自分が設計した図面をもとにできた製品を目の当たりにしたときも、とてもやりがいを感じます。

04question

今後の目標・展望について
お聞かせください。

将来的には、大電流導体関連の大型プロジェクトに携わり、各種工場の産業設備における電力の安定供給に貢献できるよう努めていけたらと考えています。当面の目標は、先輩のように各国を施工管理で飛び回るような仕事をすること。それは私がこの仕事を選んだ理由でもあります。まだまだ経験不足ですが、率先して業務に取り組み、知識を蓄えていきたいですね。

Flow 一日の仕事の流れ

07:00
起床
ペットのうさぎに餌を与える、自分も朝食を食べる。
08:00
出社
メールを確認、当日のTo-Doリスト作成。
09:00
朝礼
グループの工事状況や各人の動静を確認。
10:00
設計業務
担当工事の図面作成、見積資料整理、各案件のフォロー。
11:00
12:00
ランチ
社内の食堂で。同期たちと会う日は、クチコミサイトのランキング上位店でランチ!
13:00
会議
施工前の事前検討会、見積に関する検討会など。
14:00
研修
社内の技術講座勉強会、社外の有名な電験講師の電験勉強会など。
15:00
16:00
17:00
18:00
退社
翌日の作業の段取りをして退社。
19:00
帰宅
家族と一緒に食事。
20:00
子供
子供と遊ぶ。絵本を読んであげたりする。
21:00
22:00
趣味の時間
読書、ランニング、動画等。
23:00
24:00

Message 入社希望者にメッセージ

電力インフラ設備の工事を通して、持続可能な社会づくりに貢献していきたいと考えて住友電設に入社しました。水素や太陽光などのエネルギーを扱う工事もあるので、これからたくさん携わっていけたらと思います。
外国籍の方は、日本企業への入社に不安を感じることもあるかもしれませんが、住友電設では豊富な人事研修、技術勉強会、資格取得支援などもありますので、積極的に活用すれば技術知識は大丈夫です。また、日本語能力や職場文化についても心配はほとんどありません。スムーズに成長していけると思います。

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