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interview

日本の厳格な安全管理を
いずれマレーシアでも。

M.I.

部門
西部本部 大阪支社
勤務地
大阪

現在のお仕事内容を教えてください。

主にオフィスビルなどの新築工事に伴う電気設備の施工管理を行っています。現在は現場副代理人として、現場の作業を管理しながら図面作成、ゼネコン・設備業者との打ち合わせ、顧客要望のヒアリングなどを行っています。ひとつの現場には、概ね3~4名のチームで入ることが多いです。

職場の雰囲気はいかがですか?

マレーシアから日本に来て5年以上経ちますが、まだまだわからない言葉があります。作業員の方が昔ながらの現場用語を使われていたり、聞き慣れない関西弁で話されていたりすると、意味がわからないこともあります。ただ、素直に尋ねればやさしく教えてくださるので、不安はありません。
また、先輩も丁寧に教えてくれます。最近、ひとりで他現場の応援に行く機会があったのですが、所属部署の専門領域については他に尋ねる人がいないので、先輩に電話で相談するようにしていました。

最もやりがいを感じるのは、どういったときですか?

やはりきちんと電気が送られて、照明等が問題なく点灯した瞬間です。最近担当したのは、大手メーカーの大規模工場内の事務所の新築です。既存の工場から送電するため、電気のルートをつくる必要がありました。周囲にはさまざまな配管があるので、ひとつ間違えば工場の稼働が止まってしまう恐れもあります。そのため、施工前検討会で綿密な施工計画を立てたうえで臨みましたが、プレッシャーはとても重かったです。お客様からのご要望を受けて随時計画を調整しながら、無事に竣工となったときは本当に達成感がありました。

今後の目標・展望についてお聞かせください。

私はクアラルンプールの大学から日本の大学に編入し、住友電設に入社しました。日本を選んだのは、自動車や家電などで技術力が高い印象があったから。それに、安全品質を最優先しているイメージもありました。実際に働いてみると、想像以上に厳格に安全管理を行っていることに驚きました。マレーシアの建設業界で働く友人に聞いても、ここまで厳しくは管理していません。いずれは日本の安全管理の手法を母国に持ち帰って、改善に貢献できたらという気持ちもあります。まずは、会社に貢献できるように知識とスキルを磨いて、周囲の方々から頼られる現場代理人を目指していきたいと思います。

flow 一日の流れ

  1. 出勤
    資格の勉強、国内外のニュースをスマホでチェック。
  2. 出社
    当日の現場作業内容の確認、メールチェック、作業エリア準備(安全書類)。
  3. 朝礼
    協力会社内で当日の現場作業、安全注意事項、人員報告の発表、立ち入り禁止エリア確認等を行う。
  4. 現場巡回
    現場の進捗、材料、安全品質の確認を実施。
  5. 事務作業
    材料発注、工程確認、図面修正等を実施。
  6. ランチ
    同僚と現場事務所のテレビで昼ドラマ、ニュース等を観る。
  7. 打ち合わせ
    協力会社内で午前中の進捗確認、翌日の作業を確認する。
  8. 現場巡回
    現場の進捗、材料、安全品質の確認を実施。
  9. 打ち合わせ
    建築会社の翌日作業内容(エリア、安全注意事項等)を確認。
  10. 事務作業
    材料発注、工程確認、図面修正等を実施。
  11. 現場巡回
    現場の進捗、材料、安全品質の確認を実施。作業員職長と翌日の作業を打ち合わせ(建築会社と調整後)。
  12. パソコン作業・退社
    工程確認、図面修正等を実施。翌日作業の準備をして退社。
  13. 夕食
    夕飯を作って食べ、掃除や洗濯をする。あとは資格の勉強を行う。
  14. テレビ電話
    母国にいる家族とテレビ電話でいろいろ話す。

message 入社希望者へのメッセージ

住友電設は、福利厚生が充実していて働きやすい職場環境だと思います。上司もできるだけ規定の残業時間をオーバーしないように声をかけてくれますし、竣工後には「リフレッシュ休暇」と呼ばれる連休を取得することもできます。また、現場代理人研修をはじめとする若手社員向けの教育制度も充実しているので、成長できる環境です。
家族と離れて日本で働くというのは、大きなチャレンジです。それでも住友電設で働こうと思ったのは、「豊かな社会を支える快適な環境作りを事業目的とし、社会の繁栄に寄与します」という企業理念に共感したからです。同じように日本で働こうと考える外国籍の学生の方には、ぜひ国籍を問わずたくさん友達をつくり、さまざまな経験をしてほしいと思います。自分の興味がある業界を優先して、就職活動に取り組んでください。

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