2012.02.23 リリース

ストリング監視が可能なメガソーラー監視システムの開発

当社は、大規模太陽光発電所(以下メガソーラー)における、パワーコンディショナー(以下PCS)や連系設備をはじめ、ストリングまで監視可能なメガソーラー監視システムを開発いたしました。

従来の太陽光発電設備監視はPCSの管理がメインでしたが、PCSからの情報だけではソーラーパネルの故障を検出することは難しく、見えない発電ロスが潜んでいる可能性がありました。

そこで当社はメガソーラーの高効率な稼動および保守運用管理をサポートするため、ストリング単位で発電量を監視できるシステムを開発しました。機器の異常やストリングの発電効率の低下を早期に発見し、グラフィカルに表示することで、広大な敷地の異常発生箇所を容易に特定することができ、発電ロスの早期発見、そして早期復旧が可能になります。


また監視機能に加えて、従来から独自開発しているエネルギー管理システム(EMS)機能やファシリティ管理機能を併用することで過去データの比較や解析を行うことができ、長期にわたるライフサイクルコスト(LCC)を考えた運用管理にも有効です。

さらに、インターネット環境を活用し、スマートフォンによる監視をはじめ、一箇所のメガソーラー監視にとどまらず複数個所のメガソーラーの監視も可能で、それぞれの管理者の管理レベルにあわせたアクセス制限にも対応しています。

従来と比べてより詳細な監視とユビキタスでの利用を実現することで、運用管理者の負担軽減に貢献します。

今回開発した監視システムは、2012年2月29日(水)~3月2日(金)に、東京ビッグサイトで開催される「第3回太陽光発電システム施工展 PVシステムEXPO」の当社ブース内にて展示いたします。

※ストリング・・・ 出力電圧を上げるために、一定の枚数の太陽電池モジュールを直列で接続したもの



<本件に関する問い合わせ先>
住友電設株式会社 環境ソリューション事業部
TEL:03-3454-7313
 

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