当社はこれまで、「住友事業精神」と「住友電設グループ企業理念」に基づく経営方針に沿って、総合エンジニアリング企業として社会インフラ構築の一翼を担う事業を展開することにより、社会に貢献してまいりました。

2020年に策定した中期経営計画「VISION24」においては、重点施策のひとつとして「未来を⾒据えた企業価値の向上」を掲げています。地球環境や社会情勢が著しく変化するなか、お客様をはじめ、株主の方々、社会、従業員等、すべてのステークホルダーから求められる企業であり続けるためには、SDGs、ESGの観点での事業の推進が不可欠と考え、各取組みを推進しています。

また、2022年1月には、当社社員が大切にすべき価値観を表すものとして「SEM VALUE」を制定しました。「SEM VALUE」の3つテーマである「誠実」「チームワーク」「創造」には、「お客様や社会に誠意と熱意をもって仕事にあたる」、「互いの多様性や価値観を認め合って成長する」、「持続可能な社会の創造に挑戦を続ける」の意味が込められており、SDGsの理念にも通じるものと考えております。

今後も、「創エネ・蓄エネ・省エネ」をはじめとしたカーボンニュートラルの推進等、環境負荷の少ない事業分野や環境保全に関する事業分野の拡大を通して、サステナブルな社会構築への貢献と住友電設グループの企業価値向上に向け、グループ⼀体となって取り組んでまいります。

取締役社長
谷　信