ヘリコプターによる鉄塔解体工法
鉄塔の高所作業を少なく、工事用地も少なくできる安全な工法
従来、山地等のトラッククレーンの搬入ができない場所での鉄塔解体は、デリックあるいはタワークレーンを使用する工法でしたが、鉄塔をブロックで切り離しヘリコプターで吊上げて、平地へ搬出し、そこでトラッククレーンで解体する工法で、時間短縮・コスト削減・安全性の向上が図れる工法です。
主柱材中間部で切離し
ヘリフックに玉掛け
ヘリで吊上げ搬出
平坦地(ヘリ基地)に荷降ろし
システムの特長
- デリック・タワークレーンなどの解体用機械が不要で機械費・運搬費が削減できます。
- 解体用機械類の搬入用地とか支線用地の追加が不要で、既存の用地内で作業できるので工事用地の交渉・借地料が不要で、また樹木伐採など自然環境にもやさしい工法です。
- 4~5基の同時作業ができるので高所作業員数の削減と、山地現場への通勤時間が削減できます。
- 急斜面の山地での高所作業が少なくなり、平坦地の低所で作業できるので安全面でも大きい効果があります。
お問い合わせ窓口 | 送配電事業部 架空送電線部:06-6537-3660 |
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