2021.04.01 リリース

2021年度入社式 社長挨拶(要旨)

社長  坂崎 全男
本日、65名の皆さんを私たち住友電設の新しい仲間としてお迎えすることができましたことを大変嬉しく思います。会社を代表して心から歓迎をいたします。

当社は、いつの時代も「豊かな社会を支える快適な環境づくり」を目指し、総合設備会社として、国内外で社会インフラを構築するという重要な役割を担ってまいりました。

あの東日本大震災からちょうど10年が経ちました。当時は、当社もグループを挙げて、震災直後から多くの社員が被災地に入り、最前線でライフラインや被災企業への復旧・復興支援を行ってまいりました。
皆さんには、住友電設で働くということはこのような「公共性、社会貢献度の高い仕事に従事することである」との自覚とプライドを持ってもらいたいと思います。

住友電設の社会的役割を理解してもらった上で、皆さんには、社会人・企業人の先輩として、社会や会社生活で重要な基本的な心構えについて以下2点、お話をしておきます。

1点目は、「ルール・基本を守る」ということであります。
仕事をする上で最も重要なことは、挨拶をきちんとすることや時間を守ること、即ち、社会人である前に一人の人間として守るべき礼儀はきっちりと守るということ、このことは基本中の基本です。その延長線上で、建設業で特に重要な「安全第一」をはじめ、仕事や職場のルールを守れる社員に成長してもらいたいと考えます。また、コンプライアンス、即ち法令遵守の意識も重要です。
皆さんも、これから様々な判断を求められることがあります。常に法令遵守の意識をベースに持つと共に、「ルール・基本を守る」という仕事の基本軸をしっかりと持つことを心掛けて下さい。

2点目は、「新しいことに挑戦する」ということです。
社会の環境が目覚ましく変化していくなか、当社が将来に渡って発展を続けていくためには、技術の向上や新規事業への参入など、未来を見据えて「守り」から「攻め」へと、果敢に挑戦していく姿勢が必要です。
そのためにも皆さんには、新しいことに挑戦する気持ちを持った社員に成長してほしいと考えています。
具体的には、まず新人研修で与えられた課題にチャレンジし、その後の配属先においては、常に問題意識を持って、小さなことからでも主体的に改善に取り組んでください。

以上、入社に際して、「ルール・基本を守る」、「新しいことに挑戦する」、この2点についてお願い致しました。

さて、当社は昨年、2024年度を最終年度とする、5ヶ年の中期経営計画「VISION24」をスタートさせました。「新たな成長戦略と総合力で持続的発展を!」とのテーマを掲げ、人と技術の成長を通して、真に社会から求められる総合エンジニアリング企業を目指すため、これまで構築してきた事業基盤をベースに、「攻め」の姿勢で成長・拡大に取り組んでいます。
 
とりわけ重点課題である「働き方改革」に関しては、当社も、健康管理やワークライフバランスの観点から、労働時間の短縮とそれを実現するための生産性向上に取り組んでいます。皆さんも配属後の職場で効率的な働き方ができるよう努力してください。
 
また、魅力的な企業を目指して、社員の働き甲斐を高めることにも注力してきました。皆さんに身近なものでは、大阪社員寮の新規開設、東京社員寮のリノベーションを実施しました。更に、本社ビルのリノベーションなどの職場環境の改善、健康経営の推進、社員教育を一層充実させるための研修施設新設プロジェクトなども現在進めています。
 
皆さんが、安全と健康を第一として、住友電設という大きなステージで自己研鑽に励み、「VISION24」達成の一翼を担う頼もしい仲間に成長することを大いに期待して、私の歓迎の祝辞といたします。
以上

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