2023.01.05 リリース

社長年頭挨拶(社員向け挨拶要旨)

新年あけましておめでとうございます。
新しい年を皆さんと共に元気に迎えられたことを心よりうれしく思います。
また、昨年一年間、皆さん一人ひとりが国内外のそれぞれの職場で、全力を尽くして業務に励んでいただいたことに、心より感謝いたします。

昨年を振り返って
  昨年を振り返ってみますと、新型コロナウイルス感染症拡大は、行動規制等の政府レベルの宣言等は発出されず、社会活動は日常を取り戻しつつある一方で、経済活動においては急激な円安や物価上昇等に見舞われ、景気の先行きが懸念される不透明な1年となりました。
 このような変化の激しい情勢の中、当社グループの2022年度上期の連結業績は、大型工事の受注や手持工事の進捗により、受注高、売上高で過去最高を更新、経常利益は前期比で増加し、過去2番目の結果を残すことができました。資機材等の供給遅延による工程不安もある中、当社グループ社員の皆さんの1年間の業務遂行に対する真摯な取組みに、改めて社長として感謝の意を表します。
 
本年の要望
2023年は「VISION24」の総仕上げの準備に入る年となります。また2024年度のその先を見据える重要な年です。そこで本年は皆さんには安全品質、コンプライアンス及び働き方改革を最優先とした上で、次の2点について真摯に考え、取組むことを要望いたします。 

(1)    VISION24達成を確実なものにしよう
VISION24も折り返し地点に達したことから昨年、中間チェックを実施しましたが、最終年度の2025年3月には、全社の数値的な目標は達成できるところまで来ていると考えています。
今後、労働者不足等、建設業における諸問題は深刻度を増していくと思われますが、状況は建設業界のどの会社も同じです。早めの対策をスピーディーに打っていくことが、より多くの成果を生み出すと考えています。改めて出口と時間軸を再検証する等、最終ゴール・着地点を意識し、目標の達成をお願いします。

(2)中長期的視野にたって業務を遂行しよう
 当社グループのこの30年間の業績を振り返ると、経常利益は3.1倍、売上高は1.2倍となり、この間、当社グループの体力は十分についたと感じています。当社は質の改善を果たし、次のステップへ進むステージにあると考えています。質の維持、向上と同時に売上高増を成し遂げる方策を実行していただくことに大きな期待をしています。新しいビジネスへの挑戦等、積極的な施策と果敢な行動力により、更なる企業価値の向上を実現していってください。

最後に
 当社は昨年、東京証券取引所新市場区分におけるプライム市場への上場を果たしました。今後、ステークホルダーに対する様々な情報開示に加え、社会への貢献も一段と求められるようになっていきます。当社も持続可能な社会に貢献すべく、サステナビリティ委員会を立ち上げ、新しい活動を順次スタートさせています。これらの活動は時代とともに変化していなかければならない企業の責務であると考えます。
 一方、社会変革の流れが激しくなっていく中にあって、当社グループのあるべき姿は「人と技術の成長を通して、真に社会から求められる総合エンジニアリング企業を目指す」であり、変わることのない当社の基本姿勢であります。変えてはならないこと、変化しなければならないこと(不易流行)、この両立があって、企業価値の向上があるものと考えます。
 最後になりますが、今年4月に「住友電設川崎テクニカルセンター」が開所します。各部門の技術力を集めたこの施設を十二分に活用していただくことを期待します。また、チーム住友電設による更なる体質強化を図り、総合エンジニアリング企業として次なるステップへ踏み出して欲しいと思います。

以上

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